福島県警組織犯罪対策課と福島署は、福島県福島市の違法風俗店の経営者から、犯罪収益と知りながら「みかじめ料」名目で現金8万円を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系七代目奥州会津角定一家傘下「金原組」幹部・田代勇二こと重岡勇二容疑者(54)を犯罪収益等収受の疑いで再逮捕した。
福島警察署
重岡容疑者は2023年12月24日頃、許可を受けずに違法営業していた福島市の違法風俗店の経営者から、犯罪収益と知りながら「みかじめ料」名目で現金8万円を受け取った疑いが持たれている。
県警は、現金を渡した風俗店の経営者を今年2月、許可を受けずに風俗営業を営んだとして逮捕していて、その後の捜査から、店の売上金の一部が重岡容疑者に渡されていたことが発覚。重岡容疑者は今年1月27日にも同じ風俗店店主から犯罪収益である現金20万円を受け取ったとして、今月、同容疑で逮捕されていて、別の日にも同じ風俗店から犯罪収益を受け取った疑いが強まったとして再逮捕した。
県警は重岡容疑者の認否を明らかにしていないが、重岡容疑者が他にも同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて、余罪や事件の詳しい経緯などを調べている。