羽賀研二容疑者や稲葉地一家総長ら7人を処分保留で釈放 捜査は任意で継続

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　名古屋地検は１５日、差し押さえを逃れるため虚偽の登記をしたとして強制執行妨害目的財産損壊等の疑いなどで愛知県警に逮捕された、元タレントで会社役員・羽賀研二こと當眞美喜男氏（６３）=沖縄県北谷町=と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」総長（６９）＝名古屋市中村区＝や、司法書士の男性（５７）＝名古屋市名東区＝ら男女７人について、処分保留で釈放した。地検は理由を明らかにしていないが、今後も任意で捜査を続ける。

名古屋地方検察庁

　羽賀容疑者らは２０２３年６月２２日、羽賀容疑者が所有する沖縄県北谷町の商業ビル２棟と土地の不動産の差し押さえを逃れるため、自身が代表取締役を務める不動産関連会社「K’sクリエート」に所有権を移転したとする虚偽内容の登記をして、強制執行を妨害するなどしたとして今年９月２５日に逮捕された。ビルは移転登記後も羽賀容疑者が管理していて、家賃収入もあったという。