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警視庁石神井署は28日、28日未明に東京都練馬区の住宅に男らが押し入り、住人にケガを負わせた上、金品を強奪した強盗致傷事件で、遠藤峻輝容疑者(22)=職業不詳=と、岡崎英史容疑者(27)の2人を強盗致傷と住居侵入の疑いで逮捕した。遠藤容疑者は「闇バイトに応募して犯行におよんだ」「つかまったら殺される」などと話している。
警視庁石神井警察署
男ら5人は28日午前2時50分ごろ、練馬区大泉町1丁目の内装業の男性(50代)宅の1階リビングの窓ガラスをバールで割って押し入り、夫婦と息子(20代)に「金を出せ」と脅した上、男性と息子にケガを負わせた疑いが持たれている。男性と息子は全治2週間のケガを負ったが命に別条はなかった。
現場には逮捕された2人を含めて男5人が侵入し、騒ぎを聞いた近隣住民が午前2時50分ごろに110番通報。遠藤容疑者は事件直後に住宅から出てきたところを男性や近隣住民が取り押さえ、現場から数百メートル離れた路上で警戒中の警察官が岡崎容疑者を緊急逮捕した。その他の少なくとも男3人は逃走している。
警視庁は2人の認否を明らかにしていないが男らに面識はないとみられ、SNSなどの「闇バイト」募集などで集められた「匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)」による犯行とみていて、他の共犯の男らの行方を追うとともに、背後関係など全容解明を進めている。