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無届営業の飲食店から「みかじめ料」名目で現金10万円収受 住吉会傘下幹部ら2人を逮捕

 埼玉県警(大宮駅周辺地区暴力団壊滅集中取締本部)は8日、JR大宮駅周辺の暴力団排除特別強化地域で許可を受けずに営業していた飲食店から「みかじめ料」を受け取ったとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部(29)=さいたま市大宮区大成町2丁目=を県暴力団排除条例違反の疑いで再逮捕し、会社役員の男(42)=同区下町3丁目=を逮捕した。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

埼玉県警察本部

 2人は共謀して2023年8月2日午前0時45分ごろ、さいたま市大宮区仲町2丁目の路上で無届営業の飲食店2店舗から「みかじめ料」名目で現金計10万円を受け取った疑いが持たれている。

 県警は2023年8月、同強化地域内で許可を受けずに接待を伴う飲食店を営業したとして、20代の男2人を風俗営業法違反の疑いで逮捕していて、その後の捜査から2人が幹部の男を暴力団員と認識した上で、みかじめ料として現金を渡していたことが発覚した。

 この幹部は、今年6月18日に別事件で自宅の家宅捜索を受けた際に、コカインを所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕されていた。

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