池田組元幹部の関係先に手榴弾 山口組系山健組傘下「浩竜会」会長を起訴

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　岡山地検は１０日、今年４月に岡山県倉敷市玉島上成の住宅地で、民家の敷地内に手榴弾を投げて爆発させ、窓ガラスなどを壊したとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「浩竜会」会長・池上竜太郎こと池上龍太郎被告（６３）＝広島県福山市・窃盗罪で起訴＝について、爆発物取締罰則違反や建造物損壊などの罪で起訴した。

岡山地方検察庁

　一方、この事件で池上被告とともに逮捕された解体業の浩竜会組員（３１）＝窃盗罪で起訴＝については、爆発物取締罰則違反幇助などの罪を適用した上で不起訴処分（起訴猶予）とした。地検は不起訴の理由について明らかにしていない。

　池上被告は４月１８日午後１０時ごろ、特定抗争指定暴力団・池田組元幹部の関係先とみられる女性契約社員（６１）宅の敷地内に、車内から敷地内に手榴弾を投げ込んで爆発させ、民家１階の窓ガラス３枚が割れ、隣接するコーポ２階の窓ガラス１枚も破損した疑いが持たれている。女性は外出中で、周辺住民も含めてケガ人はいなかった。