自分が使用する銀行口座を母親名義で開設 工藤會系「小川組」組長を逮捕

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　福岡県警小倉北署は、自分が使用する銀行口座を母親名義で開設し、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして、特定危険指定暴力団・工藤會系「小川組」組長・小川幸司容疑者（５４）を詐欺の疑いで逮捕した。

福岡県小倉北警察署

　小川容疑者は母親と共謀して２０１８年９月、北九州市門司区の銀行で小川容疑者が使用することを隠して母親名義の口座を開設し、通帳とキャッシュカードを騙し取った疑いが持たれている。開設した銀行口座は小川容疑者が使用していた。

　同署は、母親についても同容疑で任意で捜査を進めていて２人の認否を明らかにしていないが、口座開設の目的や使用状況など詳しく調べている。

【追記】
　福岡地検小倉支部は１２月１０日、「諸般の事情を総合的に考慮した」として小川組員を不起訴処分とした。