ドラゴン関連先の偽「鳥貴族」からみかじめ料受取 住吉会傘下幹部ら2人を逮捕

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　警視庁暴力団対策課は４日までに、当時、大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」の系列店を装って客引きしたとして摘発された準暴力団・「チャイニーズドラゴン（怒羅権）」の関係者が経営する居酒屋から、「みかじめ料」名目で現金を受け取ったとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下幹部・大塚陽太容疑者（３８）＝東京都港区芝大門＝と、職業不詳・加藤伸寿容疑者（３１）＝東京都中野区松が丘＝の２人を東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。同課は２人の認否は明らかにしていない。

警視庁本部

　この居酒屋を巡っては今年１月～２月、大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」の系列店を装って客引きし、料金のぼったくりなどをして鳥貴族の業務を妨害したとして、チャイニーズドラゴン関係者の中国籍の経営者や客引きら計１７人が警視庁に摘発されている。

　みかじめ料は月額１０万円で、１月までの約１年半で計１９０万円が同店から大塚容疑者らに支払われたとみられる。同課は住吉会の資金源だったとみて、金の流れなどを詳しく調べている。