徳島県警は2日、徳島市国府町のパチンコ店の駐車場で今年5月26日、男性が刃物で刺されて重体となった事件で、共犯として行方を追っていた自称・塗装工・清谷孝之容疑者(57)=徳島市=を殺人未遂の疑いで逮捕した。清谷容疑者は2日正午前、小松島署に1人で警察に出頭してきたという。
殺人未遂事件として捜査
清谷容疑者は、5月27日に殺人未遂の疑いで逮捕された三田浩史容疑者(58)ら2人と共謀して、5月26日に国府町早淵にあるパチンコ店の駐車場で、職業不詳・板東隆生さん(57)=徳島市国府町府中=の腹などを複数回刃物で刺して重傷を負わせた疑いが持たれている。板東さんは病院に搬送されたが重体。
この事件での逮捕者は3人目で、このうち無職の男(61)については釈放され、任意で捜査していて、県警は事件にもう1人関与している人物がいるとみて捜査している。
県警は清谷容疑者の認否を明らかにしていないが、逮捕された3人と板東さんとの関係性や、詳しい動機などを調べている。