◀◀関連記事
岐阜地検は12日、自らの意思でいわゆる「指詰め」をしたにも関わらず、不正に国民健康保険の適用を受け、治療費のうち自己負担分を除くあわせて約4万5千円の支払いを免れたとして詐欺の疑いで逮捕されていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会若頭で、「野内組」組長(58)=岐阜市六条北=ら3人について、不起訴処分とした。
岐阜地方検察庁
また、組長は他人名義のETCカードを使用して岐阜県と愛知県の間で複数回高速道路を通行し、ETC割引き分にあたる正規料金との差額600円の支払いを不正に免れたとして、男性2人とともに9月18日に電子計算機使用詐欺の疑いでも逮捕され、岐阜地検が10月9日に処分保留としていたが、地検は同日、いずれも不起訴処分とした。
地検は、いずれについても不起訴処分の理由を明らかにしていない。