茨城県水戸市は27日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組「三代目一心会」傘下「三代目三瓶組」の事務所(水戸市元吉田町)で今年1月、三瓶組の神部達也若頭が頭を撃たれ射殺された事件を巡り、水戸市が三瓶組事務所の土地と建物を1720万円で買い取ることで組織側と和解が成立したことを発表した。
事件当時の三瓶組事務所
(2022年1月)水戸市は今年2月4日に、周辺学校に通う生徒の安全確保のため事務所の使用禁止を求めて、三瓶組事務所の使用禁止を求める仮処分を水戸地裁に申し立てていた。
事務所は国道50号バイパスに面し、JR水戸駅から南に約3キロの丁字路突き当たりで、鉄骨3階建ての延べ床面積約197平方メートル、敷地面積約145平方メートル、。所有者は三瓶組の代表者1人で、水戸市は5月18日までに引き渡しを受ける。