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合法で販売可能な大麻成分「CBD」入りクッキー販売店に「みかじめ料」要求 山口組系「落合金町連合」組員ら2人を逮捕

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 警視庁は、大麻草などに含まれる成分「CBD(カンナビジオール)」を使用したクッキーなどを販売する店の従業員から「みかじめ料」を脅し取ろうとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「落合金町連合」組員・川合淳容疑者ら男2人を恐喝未遂の容疑で逮捕した。警視庁は、川合容疑者ら2人の認否を明らかにしていない。

川合淳容疑者(41)

川合淳容疑者(41)

 川合容疑者ら2人は今月4日、違法薬物ではない大麻由来成分「CBD」入りのクッキーなどを販売する東京都渋谷区の店に対し「俺らのシマで勝手なことされたら困る」「脱法まがいなことをしているんだから」などと因縁をつけ、腕の入れ墨を見せながら「地場代払わず何かあっても守ってあげられないよ」などと言ってみかじめ料名目で現金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。店側が警察に通報して事件が発覚した。

※ CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略称で、大麻からとれるカンナビノイドという成分の一つ。麻(大麻草)の茎や種子から抽出される成分で、精神へ与える作用(精神作用)や中毒性がないことで知られ、医療や健康・美容業界から注目を集めている。
 日本で販売されているCBDは、厚生労働省・検疫所に成分分析表・製造工程表などを提出し、成熟した茎や種子を原料としていることが証明されているため合法で販売可能。

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