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医療法人理事長への恐喝容疑で公判中の「道仁会」二代目会長・松尾誠次郎被告が病死

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 医療法人理事長から3000万円を脅し取ったとして恐喝容疑で公判中だった、指定暴力団・道仁会の二代目(現在は五代目)会長・松尾誠次郎被告(78)が、病気のため27日に死去した。

 松尾被告は、2023年10月に医療法人理事長から3000万円を脅し取ったとして恐喝罪に問われ、福岡地裁で公判中だったが、その後勾留が執行停止となり、入院していた。

道仁会代紋

 松尾被告は1992年に道仁会会長に就任し、2006年に引退。2002年には暴力団捜査情報の見返りに同県警警察官に金を渡した贈賄罪で実刑判決を受けた。

 松尾被告の引退後、道仁会は三代目継承人事を巡って対立が起き、道仁会から分裂した指定暴力団・九州誠道会(現・浪川会)と激しい対立抗争に発展した。抗争事件は48件発生し、九州誠道会関係者と間違えられ、射殺された市民も含め計14人が死亡した。

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