県警は29日午後、28日に上伊那郡宮田村の飲食店駐車場で、指定暴力団・絆会系「四代目竹内組」の宮下聡組長が、絆会若頭・織田連合の金澤成樹会長に、乗用車内で拳銃のような物で腹部を撃たれ、逃走している殺人未遂容疑事件で、松本市の「四代目竹内組」事務所に捜査員約三十人で家宅捜索に入った
絆會系「竹内組」事務所を家宅捜索
事件は絆会の解散騒動を発端とする内部抗争とみられる。神戸山口組を脱退した岡山の「池田組」・池田孝志組長と、絆会・織田絆誠組長は懇意の間柄で、金澤若頭が宮下組長に拠点を岡山に移す事を指示、これを水面下で六代目山口組系弘道会傘下「野内組」入りを決定していた竹内組・宮下組長が拒否した事がきっかけとなり事件となったとみられる。