静岡県警磐田署は2日、暴力団員であることを隠して会員制マリンクラブの入会を申し込んだとして、指定暴力団・稲川会系四代目山川一家傘下「二代目金原組」組員(49)=東京都町田市金森6丁目=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。
磐田警察署
男は2020年8月下旬、ボートやマリンスポーツの貸し出しなどを行う会員制マリンクラブに入会するため、「暴力団員ではない」と自筆の記載で虚偽の申請をした疑いが持たれている。
入会申請を受けたマリンクラブ側が、審査の過程で男に暴力団員の可能性があるとして、警察に被害届を提出したことで虚偽申請が発覚した。同署は、男の認否を明らかにしていないが、犯行の動機や詳しい経緯など調べを進めている。