サケ37匹と魚卵40キロ密漁 住吉会系「三心会」幹部ら3人を逮捕

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　北海道警斜里署は２０日までに、不法に捕獲したサケを所持していたとして、指定暴力団・住吉会系「三心会」幹部・花田隆範容疑者（４６）＝釧路管内釧路町遠矢５＝ら男３人を道内水面漁業調整規則違反（密漁）の疑いで逮捕した。

北海道北見方面斜里警察署

　ほかに逮捕されたのは土木作業員の男（５０）＝釧路町鳥通西１０＝と、無職の男（４６）＝釧路市愛国東４＝の両容疑者。

　花田容疑者ら３人の逮捕容疑は６日午前０時２０分ごろ、オホーツク管内清里町江南のトウエトンビ川で、サケ３７匹と魚卵約４０キロ（約４０万円相当）を密漁した疑いが持たれている。近くにふ化施設があり、パトロール中の署員が職務質問して発覚した。使ったとみられる網なども見つかった。

　同署は販売目的の組織的な密漁とみて調べているほか、現場近くのサケマスふ化場からの窃盗容疑も視野に捜査を進めている。