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「闇スロ」摘発 スロット機やバカラなどゲーム機32台押収 店の経営者ら2人を逮捕

 宮城県警は18日夜、スロット機を使って客に金を賭けさせるいわゆる「闇スロ」で常習的に賭博をさせたとして、宮城県仙台市青葉区国分町2丁目の違法ゲーム賭博店「ダイヤモンド」の経営者の男(39)と従業員の女(40)の2人を常習賭博の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、経営者の男は容疑を認め、従業員の女は「何のことかよく分からない」と容疑を否認している。

「闇スロ」摘発 スロット機やバカラなどゲーム機32台押収

「闇スロ」摘発 スロット機やバカラなどゲーム機32台押収

 2人は共謀して18日午後10時55分ごろ、店舗内に設置した回転式のスロット台で、常習的に客に金銭を賭けさせた疑いが持たれている。県警は18日午後11時ごろから、この違法賭博店の家宅捜索を行い、スロット機やバカラなどのゲーム機32台のほか、帳簿や現金約200万円などを押収した。店内には当時、3人の客がいたという。

 違法スロット店を巡っては、2023年11月に青葉区国分町の違法スロット店の従業員など6人を常習賭博の疑いで逮捕していて、この摘発以降、宮城県警は6県の合同捜査本部を立ち上げて捜査を進め、これまでに違法スロット店7店と倉庫3か所を摘発し、スロット機など1091台を押収したほか、常習賭博などの疑いで合わせて70人を検挙した。

 県警は、店の売上が暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、金の流れや背後関係など詳しく調べている。

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