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静岡県警三島署と生活保安課、捜査4課、組織犯罪対策課などは13、14日、経営するキャバクラ店で多数の16歳の少女らをホステスとして雇用して接待をさせていたとして、同店経営の男(26)=三島市長伏=、同店経営の男(30)=沼津市大塚=、会社員の男(21)=清水町徳倉=の3人を風営法違反(年少者使用)の疑いで逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。
静岡県三島警察署
容疑者の男らは今年2月中旬、経営する静岡県三島市一番町のキャバクラ「グレイス」で、静岡県内の少女2人が18歳未満であることを知りながら、客に酒を注ぐなどホステスとして接待をさせた上で、成人ホステスは時給2500円のところ、未成年の少女に対して時給2300円の報酬を支払っていた。
このキャバクラ店で「16歳が働いている」と匿名の情報提供があり事件が発覚し、同署などが今月13日の夜から14日にかけて同店を摘発した。摘発時に店内には、この少女2人の他にも16歳の少女が3人いた。
県警は、他にも未成年者が働いている可能性があるとして、容疑者の男3人の役割分担や、少女の勤務実態など調べを進めていて、このキャバクラ店の経営に暴力団経営者が関与しているとみて捜査をしている。