広島県警広島中央署と組織犯罪対策2課は14日午前、指定暴力団・六代目共政会系「正木組」幹部・宮田紀之容疑者(47)=広島市中区田中町、恐喝容疑で処分保留=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕した事件に絡み、正木組の事務所を捜査員15人態勢で家宅捜索した。
共政会系「正木組」を家宅捜索
宮田容疑者は今年7月24日、広島市中区にある接待を伴う飲食店の男性経営者(20代)から脅し取った「みかじめ料」3万円と、出所不明の30万円のあわせて現金33万円を、知人名義で借りた同区銀山町の集合住宅の1室のポストに投函させ、隠したとして今月8日に組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕されていた。
正木組の家宅捜索は、午前10時ごろから約15分間で終了した。