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熊本地検は18日、SNSで詐欺事件の「受け子」や「出し子」など、いわゆる「闇バイト」募集に関する指示をしたとして、指定暴力団・道仁会系幹部・西村達哉被告(28)=住所不定=を職業安定法違反などの罪で起訴した。
熊本地方検察庁
西村被告は今年10月、仲間と共謀してSNSで「短期間で高収入、やりたい人いたら連絡ください」「高収入の1週間バイトしたい人」などと投稿し、特殊詐欺事件などで現金を引き出す「受け子」や「出し子」を募集したほか、今年5月に東京都在住の女性(88)に息子を装って電話をかけ、現金をだましとろうとした詐欺未遂の罪などに問われている。
この事件を巡っては、西村被告の指示を受けて闇バイトを募集したとして、熊本市の男子高校生(16)と飲食店従業員の姉(18)の姉弟2人や、無職の男(19)=住所不定=も逮捕され、いずれも職業安定法違反の罪で家庭裁判所に送致されている。