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19日に日本に移送されて逮捕されたフィリピンで活動する日本人の犯罪組織「JPドラゴン」のナンバー3・小山智広容疑者(50)が、2019年まで広域連続強盗を指示したとされるルフィグループで「かけ子」をまとめる統括役をしていて、同年にルフィグループからJPドラゴンに移っていたことがわかった。
成田空港に到着した小山智広容疑者(50)
小山容疑は共謀して2019年、東京都内の50代女性からキャッシュカードを受け取り、現金約70万円を引き出した疑いが持たれていて、ルフィグループが広域連続強盗や特殊詐欺などでだまし取った金の一部が、JPドラゴンに流れていたとみられている。
警視庁は、引き続き小山容疑者らの取り調べを進め、ルフィグループやJPドラゴンの実態解明に向け捜査している。