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福岡県警は21日午前10時半ごろ、2010年3月に福岡県嘉麻市の建設会社の扉に発砲したとして、指定暴力団・太州会会長・日高博容疑者(76)ら8人が、銃刀法違反(組織的拳銃発射)や組織犯罪処罰法違反(組織的建造物等損壊)、器物損壊の疑いでの逮捕を受け、太州会の本部事務所を捜査員約20人態勢で家宅捜索した。
太州会本部事務所を家宅捜索
ほかに逮捕されたのは太州会系「勝木組」組長・勝木孝一こと勝木浩一容疑者(60)、小松組組長・小松浩二容疑者(57)、傘下組員・藤本こと勝木紀彦容疑者(50)ら8人。
日高容疑者らは2010年3月25日午前0時50分ごろ、嘉麻市の建設会社の駐車場から、事務所の玄関扉に拳銃で銃弾3発を撃ち込み、玄関ガラスなどを損壊した疑いが持たれている。
出勤した会社の従業員が玄関のガラスが割られているのを発見し110番通報して事件が発覚。駆けつけた飯塚署員がガラス戸2枚が割られていて、付近では薬莢3個が発見された。当時、事務所内は無人でケガ人はいなかった。
県警は、太州会の組織的犯行とみていて、容疑の裏付けを進めている。