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横浜の病院に放置・死亡の住吉会傘下組員 死因は出血性ショック

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 神奈川県警暴力団対策課は8日、5日深夜に横浜市港北区の病院駐車場で出血した男性が倒れており、その後、死亡が確認された事件で、司法解剖の結果、死因は上半身や足など数カ所を刺されたことによる出血性ショックと発表した。同課は殺人事件とみて捜査を進めている。

神奈川県警察本部

神奈川県警察本部

 死亡した男性は指定暴力団・住吉会の四次団体で「幸平一家十三代目」系「加藤連合会」傘下「聡仁組」の日比野翔組員(26)。

 遺体には刃物のようなもので刺された傷が数カ所あり、一部は肺まで達していた。また、全身に打撲があり、複数人から数十回にわたって殴られたとみられる。

 この事件をめぐっては、現場の状況から、何者かが別の場所で殴る蹴るなどをした後に病院まで運んだものとみられ、県警が死体遺棄の容疑などで捜査を進めていた。

 同県内では5日未明に、平塚市内で住吉会系組員と指定暴力団・稲川会系組員によるトラブルが確認されており、群馬県内でも6日、病院前で稲川会系「四代目山川一家」傘下「琉星興業」・石沢徳久組員(46)が倒れているのが見つかり、死亡が確認されていることから、県警はそれぞれの事件との関連を調べている。

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