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「トー横」一斉補導 取材記者に詰め寄る 住吉会・幸平一家系「加藤連合会」傘下幹部を再逮捕

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 警視庁少年育成課は、東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角で、今年5月に行われた一斉補導を取材中の新聞記者に因縁をつけて逮捕された事件で、指定暴力団・住吉会・十三代目幸平一家加藤連合会傘下「賢総業」幹部・河合喬容疑者(34)=住所不詳=が東京都迷惑防止条例(粗暴行為の禁止)に反する容疑で現行犯逮捕された事件で、河合容疑者ら男2人を同容疑で再逮捕した。「脅したつもりはない」などといずれも容疑を否認している。

警視庁本部

警視庁本部

 河合容疑者ら2人は5月12日、歌舞伎町の路上で20代の女性記者に対し、腕の入れ墨を見せた上で「俺たちを撮っているだろう。消せよ」などと言いがかりをつけて詰め寄り、不安を覚えさせる言動をしたとされる。河合容疑者らは別の記者にも同様の言いがかりをつけたとして現行犯逮捕されていた。

 同課は5月11日と18日、トー横周辺で深夜から翌朝にかけ少年少女らの一斉補導を実施。徘徊するなどしていた14歳~19歳の計15人を補導した。これまでにも警察官の補導を妨害する行為が確認されていて、同課は河合容疑者らとトー横の少年らの関係についても調べている。

【追記】
 東京地検は7月26日付で河合容疑者を不起訴処分とした。地検は、不起訴の理由を明らかにしていない。

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