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山口県警岩国署と柳井署は19日、偽物の「HERMES(エルメス)」の財布など、ブランド品のコピー商品を販売したとして、指定暴力団・七代目合田一家系「二代目岡村組」組員(51)=山口県柳井市=と、無職の男(38)=山口県岩国市=を商標法違反の疑いで逮捕した。
山口県警察本部
幹部の男は2023年10月上旬ごろ、東京都内の人物が商標権を登録している「サングラスをかけた動物の図柄」を模造した偽物の長袖Tシャツを柳井市内で男性に1万円で販売した疑いで、また無職の男は2023年6月、偽物の「エルメス」の長財布を、男性に3万円で販売した商標権侵害の疑いが持たれている。購入した被害者の男性が警察に相談した事をきっかけに捜査を進めて逮捕した。
調べに対し、幹部の男は「よく覚えていない」と容疑を否認、無職の男は「弁護士と話をするまでは話したくない」と認否を保留しているが、県警は余罪や仕入れルート、2人の関係性などを捜査している。