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逃走中の「池田組」若頭に潜伏先を提供 男に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決

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 松山地裁(渡邉一昭裁判官)は19日、今年1月に愛媛県四国中央市妻鳥町の商業施設にあるスターバックスの店舗で起きた射殺事件を巡り、男性を射殺したとされる特定抗争指定暴力団池田組幹部を、岡山県倉敷市の住宅にかくまった犯人蔵匿の罪に問われていた、建設業「土井工業」社長・土井竜司被告(59)=岡山市南区福富西=に懲役1年6か月(求刑・懲役1年6か月)、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

松山地方裁判所

松山地方裁判所

 土井被告は、今年1月に四国中央市で石川雄一郎さん(当時49)を射殺したとされる、池田組若頭で「功龍會」会長・前谷祐一郎被告(62)を、逃走中であると知りながら今年1月下旬から3月5日までの間、岡山県倉敷市内の住宅を提供し、匿っていたとされる。

 判決で渡邉裁判官は、「かねてから恩義を感じて潜伏場所を用意したうえ、食事を差し入れるなど積極的に匿い続け、責任は相応に重い」と指摘。一方で、「二度とこのような違法行為をしないと誓っている」などとし、土井被告に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

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