福岡県警は、仮想通貨の投資で出した損失の補填として、知人から金銭を脅し取ろうとしたとして、指定暴力団・道仁会系「福田組」幹部で、「三笠組」組長・三笠正貴容疑者(45)ら5人を恐喝未遂の容疑で再逮捕した。5人の認否は明らかにしていない。この事件を受け、県警は15日、「福田組」の事務所などを家宅捜索した。
福岡県警察本部
三笠容疑者ら5人は2020年12月、福岡市中洲で20代の男性知人に対し「来てなかったら殺されとったよ」などと言って金銭を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
三笠容疑者らは仮想通貨の取り引きでおよそ3,500万円の損失を出していて、別の知人に対しても同様の恐喝未遂事件を起こしたとして今年6月に逮捕されていた。