福島県警福島署は、福島市の違法風俗店の経営者から、違法営業で得た犯罪収益と知りながら「みかじめ料」名目で現金20万円を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系七代目奥州会津角定一家傘下「金原組」幹部・田代勇二こと重岡勇二容疑者(54)を犯罪収益等収受の疑いで逮捕した。
福島県警福島警察署
重岡容疑者は今年1月27日、福島市内で許可を受けずに風俗営業していた風俗店の経営者から、違法営業で得た収益のうち20万円を受け取った疑いが持たれている。調べに対し、重岡容疑者は「20万円はもらっていない」などと容疑を否認している。
風俗店の経営者が今年2月、許可を受けずに風俗営業を営んだとして逮捕され、その後の捜査から、店の売上金の一部が重岡容疑者に渡されていたことが発覚した。
同署は、重岡容疑者が他にも同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて、余罪などを詳しく調べている。