岡山県警岡山中央署は12日、違法賭博店の犯罪収益と知りながら「みかじめ料」名目で現金を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・池田組元幹部で無職の男(46)=岡山市南区=を組織犯罪処罰法(犯罪収益収受)に反した容疑で逮捕した。
岡山中央警察署
当時・池田組幹部だった男は2022年4月~7月、岡山市北区南中央町にあった違法スロットゲーム店経営の男(30)=常習賭博罪で有罪確定=から、違法賭博で得た収益と知りながら「みかじめ料」名目で4回にわたり現金計40万円を受け取った疑いが持たれている。調べに対し、男は「別の人間に貸していた金をスロット店経営の男が返済してくれていただけ」と容疑を否認している。
2023年2月に同署がこの違法スロットゲーム店を摘発し、その後の関係者への聴取などから当時・池田組幹部だった男の関与が浮上し逮捕した。