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山口組と絆會の「特定抗争指定暴力団」指定を官報で公示 6府県で発効

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 兵庫、大阪、滋賀、茨城、三重、愛知の6府県の公安委員会は21日、いずれも指定暴力団の「六代目山口組」と「絆會」が抗争状態にあり、激化する恐れがあるとして、両組織を暴力団対策法に基づく「特定抗争指定暴力団」に指定した事を官報で公示した。これにより特定抗争指定の効力が発生した。指定は全国4例目で期間は同日~9月20日の3か月。抗争が終結したと判断されるまで更新される。

国家公安委員会

 各公安委は、組事務所や拠点、幹部組員の住居があることなどから、大阪市(大阪府)、神戸市(兵庫県)、名古屋市(愛知県)、桑名市、名張市、伊賀市(三重県)、大津市(滋賀県)、水戸市(茨城県)を「警戒区域」とし、活動が大幅に制限される。組員らはおおむね5人以上で集まることや、事務所への立ち入りや使用、対立組織の組員への付きまといなどが禁止され、違反すると逮捕される。

 山口組は、既に神戸山口組池田組との間で「特定抗争指定暴力団」の指定を受けているが、絆會が指定されたのは初めて。

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