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福岡県警は、関係解消を求めた飲食店の男性経営者に対して「みかじめ料」の支払い続けるよう要求し、現金18万円を脅し取ったとして、特定危険指定暴力団・工藤會系幹部・大里太樹容疑者(44)=福岡市南区清水=を恐喝と暴力団対策法違反の疑いで再逮捕した。調べに対し、大里容疑者は黙秘している。
福岡県警察本部
大里容疑者は2023年11月30日、みかじめ料を支払わせていた福岡市内にある飲食店の男性経営者(36)から、関係解消を求められた際、「今、俺との関係を切ったら、大変なことになるよ。俺との関係を続けとけよ」などと言って、みかじめ料支払いを継続するよう脅し、12月2日から今年2月13日にかけて計18万円を脅し取った疑いが持たれている。
大里容疑者は2020年9月ごろに男性経営者と知り合い、これまでに受け取ったみかじめ料は約130万円にのぼるとみられている。
大里容疑者は、旭川刑務所に収監中の組員に面会するため、暴力団員である事を隠してレンタカーを借りたとして、今月9日に詐欺容疑で逮捕(処分保留)されていた。