「王将」社長射殺事件 田中幸雄被告の裁判員裁判除外を指示 即時抗告を棄却

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　大阪高裁（坪井祐子裁判長）は１０日付で、２０１３年に「餃子の王将」を全国展開する「王将フードサービス」本社前で、当時社長・大東隆行さん（当時７２）が射殺された事件で、殺人罪などで起訴された特定危険指定暴力団・工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告（５７）の公判について、京都地裁が９月１０日付で裁判員裁判の対象から除外した決定を支持し、弁護側の即時抗告を棄却した。弁護側は地裁の除外決定を不服として即時抗告していた。

大阪高等裁判所

　田中被告は仲間らと共謀して２０１３年１２月１９日午前５時４５分ごろ、京都市山科区の王将フードサービス本社前で、大東さんの腹部や胸に向けて拳銃を発砲し射殺したとされる。死因は失血死だった。