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福津市で準大手ゼネコン現場監督宅に発砲 室内の壁などに複数発の弾痕

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 6日午前1時35分頃、福岡県福津市光陽台1、建設会社員の男性(59)の妻から、「パンパンと音がして、玄関のガラスが割れている」と110番があった。

福岡県宗像警察署

福岡県宗像警察署

 福岡県警宗像署員が現場に駆けつけたところ、玄関のガラスが割れ、室内の壁などに弾痕があり、5発の銃弾が見つかった。当時、夫婦ら家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。現場に薬莢は落ちておらず、回転式拳銃が使われたとみられる。

 複数の周辺住民によると、6日午前1時過ぎに、複数回破裂音がして、バイクが走り去るようなエンジン音が聞こえたという。

 男性は、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務。北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていて、同社を巡っては2月21日未明、同社が受注した福岡県久留米市の聖マリア病院の新病棟建設現場のクレーン車と、久留米大付設中・高校敷地内にある工事事務所が燃える連続火災が発生。県警は放火とみて捜査している。

 男性は調べに対し、「現場でもめたことや、脅迫、嫌がらせなどはなかった。心当たりはない」と話し、同社九州支店も「本人も会社とも全く心当たりはない。」と話している。

 県警は、暴力団による発砲事件とみて捜査している。

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