暴力団員である事を隠してネットで口座開設 山口組系「小西一家」幹部を逮捕

　静岡県警静岡西署は９日、暴力団員である事を隠してインターネットで預金口座を開設したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目小西一家」幹部（５８）＝静岡市駿河区西島＝を詐欺の疑いで逮捕した。

静岡県静岡南警察署

　男は２０２３年３月中旬頃、暴力団組員であることを隠して東京都内の金融機関にインターネットで口座開設を申し込み、キャッシュカード１枚をだまし取った疑いが持たれている。口座開設の際に申し込み画面で「反社会的勢力ではない」と虚偽の内容を送信していて、県警の暴力団に対する捜査の過程で発覚した。

　同署は男の認否を明らかにしていないが、口座開設の目的や余罪について捜査を進めている。