静岡県警富士署は、今年9月に富士市内の路上で、一緒に路上飲みをしていた知人の男性会社員に集団で暴行を加えてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(62)=富士市横割=、土木作業員の男(50)=富士市蓼原=、解体業の男(51)=富士市三ツ沢=、土木作業員の男(59)=富士市中央町=の4人を傷害の疑いで逮捕した。
静岡県警富士警察署
4人は今年9月21日午後8時40分頃、富士市吉原の路上で市内在住の男性会社員(50)の腹などを集団で足蹴りするなど暴行を加え、胸の打撲など全治3週間のケガを負わせた疑いが持たれている。男性が警察に被害を届け出て事件が発覚した。
逮捕された男4人と被害者の男性会社員は知人関係で、事件当日に路上で一緒に酒を飲んでいた際、被害者男性が幹部に対して、悪口を言ったことからトラブルになり、4人が共謀して男性に暴行を加えたという。
同署は共犯事件であることから4人の認否を明らかにしていないが、他にも共犯者がいるとみられ、行方を追っている。