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静岡県警磐田署は29日、今年の暴力団関係者であることを隠して「浜松まつり」で露店の出店権利をだまし取ったとして逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目國領屋一家総長・戸塚幸裕容疑者(55)=浜松市中央区上島4丁目=ら4人が、今年4月に開催された「いわた大祭り」でも、同様に露店の出店権利をだまし取ったとして詐欺の疑いで再逮捕した。
静岡県磐田警察署
戸塚容疑者と県西部街商協同組合の組合員の合わせてら4人は今年の「いわた大祭り」会場で、たこ焼きやフルーツ飴、じゃがバターなど露店10数店舗の出店に関与し、売り上げは100万円ほどに上るとみられている。4人は5月に開催された「浜松まつり」でも露店の出店権利をだまし取ったとして、今月8日に逮捕されていた。
同署は4人の認否を明らかにしていないが、露店の売り上げが國領屋一家の資金源になっていたとみて、余罪や金の流れなどを詳しく調べている。