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広島県警福山西署は22日、今月1日に広島県福山市で会社員の男性(当時18)を暴行し、その後軽トラックに乗せて同市内の木材置き場まで監禁したとして、2日に傷害容疑で逮捕された会社員・森田悠太容疑者(24)=福山市=と、塗装工・西国原拓夢容疑者(23)=福山市=の2人を含む、18歳から24歳のあわせて男女7人を監禁の疑いで逮捕した。被害者の男性は今月15日に死亡した。
広島県福山西警察署
逮捕された男女7人は、福山市などを活動拠点とする「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」で、「走り屋」を自称する「阿修羅」のメンバーで、今月1日に福山市今津町の駐車場で、森田容疑者が被害者の男性を暴行し、抵抗できなくなった状態の男性を軽トラックに乗せるなどして、福山市南松永町の木材置き場まで監禁した疑いが持たれている。
男性は木材置き場でも西国原容疑者から殴る蹴るなどの暴行を受け、意識不明の重体で福山市内の病院へ搬送されたが、今月15日未明に死亡した。
県警は「捜査に支障がある」として7人の認否を明らかにしていないが、被害者の男性と男女7人はいずれも知人関係で、何らかのトラブルがあったとみて、事件の詳しい経緯を調べている。