男性を暴行して車に乗せ監禁 住吉会傘下組員や作業員の男ら4人を逮捕

　宮城県警仙台南署は１１日までに、今年６月に宮城県仙台市の駐車場などで知人男性に殴る蹴るの暴行を加えケガを負わせたうえ、車に乗せて監禁したとして、指定暴力団・住吉会傘下組員（３１）＝住所不定＝と、仙台市や名取市の２１歳～２３歳の建設作業員の男ら３人の計４人を傷害と監禁の疑いで逮捕した。

宮城県仙台南警察署

　４人は今年６月２３日午前０時４０分頃、会社員の知人男性（２１）を呼び出し、仙台市太白区の駐車場や名取市の路上で殴る蹴るの暴行を加え、顔面打撲や頭部打撲などのケガを負わせた上、車に乗せて連れ回し、監禁した疑いが持たれている。

　その後、男性は太白区内の路上で解放され、同日、仙台南署に顔の形が変わるほど腫れた状態の男性が訪れて事件が発覚した。

　同署は「捜査に支障がある」として４人の認否を明らかにしていないが、被害者男性と男４人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯や動機などを調べている。