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大阪府警は26日、障害者介護サービスを利用したと虚偽申告して介護給付費をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目矢嶋組」組員・藤田和宏容疑者(55)=住所不定=、福祉サービス運営会社「WATERRA」社長の男(73)=大阪市住吉区=とその妻(58)ら男女4人を詐欺容疑で逮捕した。
大阪府警察本部
4人は共謀して2023年1月~5月までの4か月間に、大阪府貝塚市で同社が運営する障害者の就労支援施設の利用者に、介護サービスを提供したように装い、大阪市に虚偽の申告をして介護給付費約804万円をだまし取った疑いが持たれている。
藤田容疑者は同社に定期的に障害者を紹介し、1人紹介するたびに社長の男から3万~5万円の報酬を受け取っていて、月約100万円を得ていたとみられる。
府警は4人の認否については明らかにしていないが、紹介を受けた障害者の名前を使い、虚偽の申請を繰り返していたとみて、詳しい経緯を調べている。