大阪府警は、暴力団組員であると明かし腕の入れ墨を見せるなどして男性から現金900万円を脅し奪ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」傘下「二代目西野組」幹部・最上伸吾容疑者(55)と、自営業の女(59)=東大阪市=を恐喝の疑いで逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
大阪府警察本部
最上容疑者らは今年3月、東大阪市の店舗で、自営業の女との間で金銭トラブルを抱えた男性(40代)から債権を取り立てる際、腕の入れ墨を見せて暴力団組員であることを示した上、「敵に回したら怖いで」「おれ現役やから」などと脅して、男性から900万円を受け取った疑いが持たれている。
男性は当時、自営業の女の投資の「連帯保証人」となっていて、2人の間で900万円の金銭トラブルとなっていたが、女がその解決を最上容疑者に依頼したという。