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神戸山口組系「西脇組」にトラック特攻 山口組系一心会傘下「芦川会」組員に懲役1年6ヶ月の実刑判決

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 神戸地裁は31日、今年7月に神戸市西区にある特定抗争指定暴力団神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックで突っ込んだとして、器物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和被告(43)=茨城県水戸市堀町=の裁判が開かれ、釈迦堂被告に対し懲役1年6ヶ月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。

神戸地方裁判所

神戸地方裁判所

 釈迦堂被告は今年7月9日午後5時40分ごろ、1人で神戸市西区玉津町上池の西脇組本部事務所に白色のトラックをバックで2回衝突させ、建物の門柱を損壊したとされる。事件当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。釈迦堂被告は、同月24日に茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。

 判決で神戸地裁は、交通量も多い道路に面した住宅街で、日中に対立する組の事務所にトラックを衝突させたことについて、「大胆かつ危険な態様」「近隣住民や社会に不安を与えた犯行」「通常の器物損壊ではない」などと指摘。一方で、「自ら出頭していることや、犯行を認めている」などとして懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。

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