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拳銃と実弾所持 殺人未遂で逮捕の「絆會」若頭・金成行被告を銃刀法違反容疑で起訴

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 長野地検松本支部は12日、今年2月に仙台市のアパートの一室で拳銃1丁と実弾10発を所持していたとして、指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤成樹こと金成行被告(55)を銃刀法違反容疑で起訴した。検察は金被告の認否を明らかにしていないが、警察の調べに対しては、黙秘を続けている。

金澤成樹こと金成行容疑者

金澤成樹こと金成行容疑者

 金容疑者は今年2月1日、潜伏先の宮城県仙台市若林区沖野の住宅街にあるアパートで逮捕されていて、アパートの室内に1丁と実弾10発を不法に所持していた疑いが持たれている。金容疑者の逮捕後に、同日行われたアパートの家宅捜索で発見され、再逮捕されていた。

 金容疑者は2020年9月28日、長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場に停められた車の中で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を撃ち、射殺しようとしたとして殺人未遂容疑で逮捕・送検されている。

◀◀三瓶組若頭射殺事件
 金容疑者を巡っては、宮下組長への殺人未遂事件で逃走中の2022年1月、茨城県水戸市元吉田町の特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目一心会」傘下「三代目三瓶組」の3階建て事務所の2階にいた三瓶組神部達也若頭(当時40)に拳銃を発砲して射殺した疑いがあるとして、茨城県警が逮捕状を取っていて捜査を続けている。

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