実態と異なる住民異動届を提出 「打越スペクター」の実質的トップを3回目の逮捕　

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　警視庁暴力団対策課は２３日までに、虚偽の住民異動届を区役所に提出したとして、暴走族ＯＢらによる準暴力団・「打越スペクター（打越愚連隊）」の実質的なトップで無職・斎藤竜実容疑者（３５）＝東京都中央区晴海＝と、妻（２７）を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。

警視庁本部

　斎藤容疑者は、実際には２０２４年６月に東京都中央区に引っ越していたが、２０２４年７月３日に実態と異なる別の区内に引っ越した旨を記載した住民異動届を区役所に提出した疑いが持たれている。警視庁は２人の認否を明らかにしていない。

　斎藤容疑者は、リフォーム業者を名乗って住宅の基礎にヒビがあるなどとウソを言い、工事代金をだまし取った詐欺容疑などで、これまでに２回逮捕されている。