埼玉県警は7日、6日夜に埼玉県狭山市広瀬台1丁目のマンション敷地内での駐車場で、指定暴力団・絆會若頭補佐で「二代目川田組」の鈴木頼一組長(55)が、拳銃で複数回撃たれ死亡した事件で、殺人事件として狭山署に捜査本部を設置して捜査を始めた。
銃撃事件の現場付近
鈴木組長は家族4人で食事に行った帰りで、駐車場で車から降りたところを襲撃されたという。鈴木組長は病院に搬送されたが、およそ5時間後に死亡が確認された。
現場付近の防犯カメラには、黒いフルフェースのヘルメットをかぶり、黒っぽいバイクにのった不審な人物が現場から逃走するところが映っていて、県警は、黒ヘルメットの人物が鈴木組長を待ち伏せして銃撃したとみて、暴力団同士の抗争の可能性も含めて捜査している。