石川県警は10日未明、石川県金沢市片町にあるインターネットカジノ店を摘発し、客に金を賭けさせてパソコンで賭博をさせたとして、店の経営者・松本一志容疑者(55)=金沢市=と20代~50代の従業員4人を常習賭博の容疑で現行犯逮捕し、客の20代~40代の男5人も賭博容疑で現行犯逮捕した。
押収されたパソコンや説明文など
松本容疑者らは10日午前3時半頃、金沢市片町のインターネットカジノ店で店内に設置したパソコンで、スロットゲームなどの賭博を違法運営した疑いが持たれている。「片町地区にインターネットカジノがある」という情報提供があり発覚した。
県警は「捜査に影響が出る」として店側5人の認否を明らかにしていないが、客の5人は容疑を認めていて、違法賭博の利益が暴力団や「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」に流れている可能性があるとみて、金の流れなどを詳しく調べている。