愛知県警は9日午後10半ごろ、名古屋市中区栄3丁目の違法スロット店「ロイヤル」を摘発し、客にスロットで金を賭けさせて賭博をしたとして田辺勉容疑者(51)ら従業員7人を常習賭博の疑いで逮捕し、客の25歳から61歳までの男女13人を賭博の疑いで逮捕した。
押収されたスロット台
この違法スロット店は出入り口が二重扉になっていて、紹介制で客に身分証の提示を求めるなど摘発を逃れる対策を取っていたという。店内の捜索ではスロット台など約70点や現金約310万円などを押収した。
県警は逮捕された20人の認否を明らかにしていないが、売上金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて、金の流れなどを詳しく調べている。