反社会勢力による事件やニュース
T

2010年建設会社への発砲事件 太州会系「小松組」組長ら2人を起訴 会長ら6人を処分保留

関連記事

 福岡地検は12日、2010年3月に福岡県嘉麻市の建設会社の扉に銃弾3発が撃ち込まれた事件で、逮捕されていた8人のうち、指定暴力団・太州会系「小松組」組長・小松浩二容疑者(57)と、組員・藤本こと勝木紀彦容疑者(50)の2人を銃刀法違反や建造物損壊の罪で起訴した。

福岡地方検察庁

福岡地方検察庁

 また、銃刀法違反(組織的拳銃発射)や組織犯罪処罰法違反(組織的建造物損壊)の疑いで逮捕されていた太州会トップの日高博会長ら6人については処分保留とした。今後、地検は任意で捜査を継続するとしている。

 小松容疑者と勝木容疑者の2人は、何者かと共謀して2010年3月25日午前0時50分ごろ、嘉麻市の建設会社の扉に向けて自動式拳銃で弾丸3発を発射し、扉ガラスや事務所内の棚などに命中させて損壊したとされる。

【追記】
 福岡地検は同月31日までに、処分保留となっていた太州会日高博会長ら6人について不起訴処分とした。不起訴の理由については「諸般の事情を総合的に考慮した」としている。

SNSでフォローする
T