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さいたま地検は11日、2024年12月に埼玉県さいたま市のバーで、このバーの経営者・常本正昭さん(当時55)が暴行を受け死亡した事件で、殺人容疑で逮捕されていた指定暴力団・住吉会系八代目平塚一家幹部で、「生井組」組長・生井雄樹被告(41)ら4人について、傷害致死罪に切り替えて起訴した。
生井雄樹被告(41)
生井被告ら4人は共謀して2024年12月24日、さいたま市大宮区にあるバーの店内で、このバーの経営者・常本正昭さん(当時55)に暴行を加え、死亡させたとされる。
同日正午ごろ、生井被告から「男性が意識ない」と119番があり、救急隊員が駆け付けたところ、店内で常本さんが頭から血を流して倒れているのが発見され、その後、搬送先の病院で死亡が確認された。常本さんは頭部から出血していたほか、全身に殴られたようなアザがあり、店内は椅子やテーブルが倒れるなどしていた。
地検は、4人を殺人罪から傷害致死罪に切り替えた理由などは明らかにしていない。