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熊本地裁(鈴木和彦裁判長)は21日、2022年に愛媛・大阪・奈良で約2億円相当の金品が盗まれた事件に関与した罪に問われていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会組員で「柳川興業」元幹部・小田裕也被告(41)=愛媛県松山市=と、建設作業員・秋慎太郎被告(29)=住所不定=の2人の判決公判が開かれ、小田被告に懲役8年、秋被告に3年の判決をそれぞれ言い渡した。
熊本地方裁判所
判決で鈴木裁判長は、小田被告について「盗んだ金品のおよそ半分にのぼる報酬を受け取ったと認められ、共犯者らの中でも特に厳しい非難に値する」と述べ、「実行の端緒にあたる重大な役割を担った」として懲役8年を言い渡した。また、盗んだ金品の確認に立ち会い、金を分配した秋被告には懲役3年の判決を言い渡した。