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296トンの産業廃棄物を空き地に埋めて不法投棄 住吉会傘下幹部ら3人を逮捕

 茨城県警境署と県警生活環境課は4日、廃棄物処理法違反容疑で逮捕され、その後、処分保留で釈放されていた、自称解体業の指定暴力団・住吉会傘下幹部(63)=千葉県野田市=を同法違反(不法投棄)の疑いで再逮捕し、解体工の男(71)=茨城県境町=と無職の男(61)=境町=の2人を同容疑で逮捕した。同署は3人の認否を明らかにしていない。

茨城県警察本部

茨城県警察本部

 3人は共謀して2022年9月3日、茨城県坂東市冨田の空き地に、建物の解体工事で出た木くずや廃プラスチックなどの産業廃棄物約296トンを埋め立てた疑いが持たれている。

 茨城県県西県民センターは幹部らに対し、同年3月末までに空き地に不適正に保管していた産業廃棄物を、全て撤去するよう改善命令を出していたが、幹部らは命令に応じず、廃棄物の上から砕石や土などで覆い隠していた。

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