2010年の建設会社への銃撃事件 処分保留の「太州会」会長ら6人を不起訴処分

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　福岡地検は、２０１０年３月に福岡県嘉麻市の建設会社の扉に銃弾３発が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反や組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕された８人のうち、今月１２日に処分保留となっていた指定暴力団・太州会の日高博会長（７６）や、太州会系「勝木組」の勝木孝一こと勝木浩一組長（６０）ら計６人について不起訴処分とした。不起訴の理由については「諸般の事情を総合的に考慮した」としている。

福岡地方検察庁

　この事件は２０１０年３月２５日午前０時５０分ごろ、嘉麻市の建設会社の駐車場から、事務所の玄関扉に拳銃で銃弾３発を撃ち込み、玄関ガラスなどを損壊したとされ、逮捕されていた８人のうち、太州会系「小松組」組長・小松浩二被告（５７）と、組員・藤本こと勝木紀彦被告（５０）の２人が、今月１２日に銃刀法違反や建造物損壊の罪で起訴されている。